inagiri

戯言つらつら。

Doki Doki Literature Club!(上)

ちょうど最近話題になったノベルゲーム、自分も実際にプレーしてみました。(既にプレーされてる人もいっぱいいるし、感想とか紹介記事は他にも探せばいっぱいあるのだけど…)

ネタバレを見る前と見た後では印象がガラリと変わるゲームなので、この記事では表向きのお話の舞台やキャラクターの紹介程度に留めときます。これからプレーする人向けの感想になるかなと。ネタバレ前提の感想は基本的に(下)の方に書きます。たぶん…。

 

このゲーム、海外発のゲームなので英語が読めない人は翻訳パッチを適用させる必要があります。そんなに複雑でもないし、やり方は調べれば結構分かりやすいのが出てくるのでここでは割愛。

 

"This game is not suitable for children or those who are easily disturbed."

"このゲームはお子さまや精神を乱されやすい方には向いておりません"

 

ゲームを始めるタイトル画面の前にこの文が。めっちゃ不穏。

Wikiを見るとこのゲームのストーリーはおおまかに4つに分かれてるようで。

  • Act1
  • Act2
  • Act3
  • Act4(Ending)

こんなかんじ。

上記の注意書きについて、若干ネタバレかもなので以下反転。

上記の注意書きのような「精神を乱してくる要素」はAct1の最後の方から出てきます。

ついでに言うと精神的にくる要素はAct2の中盤からAct2の終わりまでがピーク(個人の感想)なので、Act1最後〜Act2序盤でツラいなと思ったら実況動画に切り替えるなり音量0にしてプレーするなりした方が良いかも…。

   

【ストーリー】

文芸部に半ば強引に入部させられる主人公。文芸部では自分の書いた詩を公開し合って感想を述べ合うのが主な活動内容。部での活動を通じて四人の女の子と仲良くなっていく。

簡単にまとめるとこんな感じ。あらすじだけ見るとノベルゲームとしてはけっこうありふれてますね。

 

【登場人物】 

ドジっ子の幼なじみ。幼なじみ故に主人公のことを部の誰よりも理解してくれている。ムードメーカーで部のメンバーが喧嘩してたりすると仲裁に入ったりするとてもいい子。かわいい。

 

  • ナツキ

所謂ツンデレタイプの後輩。かわいいもの好きでお菓子作りが得意。本作で一番女の子らしいキャラかも。かわいい。

 

  • ユリ

内気な文学少女。…だけど主人公に対しては結構大胆な行動に出たりすることもあったり。入部したての主人公を気遣う一面も。かわいい。

 

  • モニカ

文芸部の部長で優等生タイプ。詩を見せ合う時にアドバイスをくれたりする。主人公のことをなにかと気にかけてくれる。かわいい。

 

見事にかわいい子しかいませんね!こりゃたまげたな! 

 

【詩について】

本作の醍醐味でもあるシステム。

その日のはじめに1画面に8つの単語がランダムで表示されるのでそれを繰り返し選ぶことで自分の詩を作ります。その時選んだ単語によってサヨリ、ナツキ、ユリの3人の好感度が上がるという仕組み。(例:ナツキの好きなかわいい系の単語「いちご、ふわふわ、うさぎ」等を多く選ぶとナツキと親密になる)

なぜモニカだけ好感度の概念が無いかはちゃんとした理由があります。

 

自分が作った詩は自分では読めないけど、見せた相手にはリアクションが返ってくる。

文芸部の4人が作った詩もちゃんと読めます。物語が始まった際はどんな単語を選べばどのキャラの好感度が上がるかは分からないままだけれど、彼女らの詩を読めばどういう単語が好きなのかが掴めてきます。

この詩のシステムはホントに秀逸で、文芸部の4人が普段どんなことを考えているかが詩によって現れているので人物像がかなり明確に見えるんですよね。ぶっちゃけ初回の見せあいだけでもそれぞれがどんなキャラクターかがだいたい把握出来るほどでした。ユリとナツキは好みや表現の仕方が180°違うとか。

ストーリーが目まぐるしく変わるAct2以降も要所要所に詩を読む機会が設けられていて、しかもそれらは誰が書いたか明記されていない形で読むことになるので、誰が書いたのか予想してみるのも楽しいかも!

 

f:id:ichiro16n:20180703205719p:plain

サヨリちゃん。ゲームを始める前からこの子が好きで、始めた後もひたすら思いやりのある子で泣いた…。(いろんな意味で)

このゲームを通じて、自分が好きになりやすいキャラクターの共通点っていうのがちょっと見えてきたようなそんな気がします。

ひとまずのエンディングまでは読み終わったけどまだ見てないルートとかも少しあるのでそれを全部消化出来たら(下)のほうの感想も書きます(たぶんおそらくきっと)。

それではまたー。